中学受験を終えて
「学校に行きたくない」
ため息まじりに六年生の息子がつぶやいた日。
学校生活が楽しめず、急きょ六年生の夏休みから中学受験をすることになりましたが
本日すべての受験を終えました。
受けたのはたった1校だけ。
毎日無理せず家から通える範囲であること
息子の学力でも狙えそうなところ
これを条件に探したら、結果的に1校だけになってしまいました。
昨日も午前、午後に同じところを受験しましたが、自信のあった算数が壊滅的…。
結果両方とも不合格。
意気消沈している息子を励ましながら迎えた今朝、
何度も何度も振り返って、送りに行った私に手を振ってくれた息子の姿が
とてもいとおしく見えました。
「これが最後のチャンス」
今までそんなことを経験したことなかったんだから、
それはそれは大きなプレッシャーだったと思います。
中学受験ってこんなに大変だったんですね。
遊びたいのをぐっとこらえて、
難しい問題に向き合って。
色んな想いと葛藤しながら受験当日まで頑張った息子。
それだけで私の中で合格です。
正直私個人は、別に合格しようがしまいがどちらでもいい。
ただ一つの目標に向かってひたすら努力して、「不満のある現状を自分の力で変えてみる」ということにチャレンジしてほしかった。
不合格だったらこれが初めて息子が味わう大きな挫折。
それを母親としてうまくフォローしてやれるのかどうか、私も不安です。
でも人生の先輩として
「失敗からどう学ぶか」
「どう立ち上がるのか」
が大事ということはうまく伝えてあげたい。
雲の向こうに広がる青空を信じて。
とりあえず受験勉強お疲れさま。