あれ、最近怒ってないね。
長いこと長男(5年生)のアンガーマネージメントで悩んでいましたが、最近あまり怒らなくなってきました。
考えられる要因をまとめてみました。
友達の影響
がっつり仲の良い友達が四年生になってできましたが、放課後も遊ぶようになってきたのは今年度に入ってから。
この友達が器が大きい男の子で、恐らく彼と過ごす時間が増えるにつれいい影響を受けたのだと思います。(以下A君)
例えばちょっと嫌なことがあると、以前は一気にテンションが下がったり、不平不満をぶーぶー言っていましたが、最近は「えー?」と彼の口調を真似しながら、さらっと受け流せるようになってきました。
周りの影響ってすごいですね。
あれだけ無駄な労力を怒ることに消費していたのに「えー?」の一言でさらっと流せるようになったとは。画期的な進歩です。
いいお手本がそばにいるというのは、親が何百回注意するよりはるかに効率がいいというのを身を持って体験しました。
四泊の旅行の影響
先月学校で4泊の旅行に行きましたが、やはりここでの体験は、息子を一歩確実に成長させてくれました。
具体的に何がとはいえないのですが、やはり4日間すべて身の回りのことをしなければならないというのは大変だったと思います。
すべてうまくいったわけではなかったと思いますが、本人もこれで少し自信を得たのか、この経験も間違いなく本人にとってプラスになったと思います。
友達が反面教師
息子とたまに放課後遊ぶ友達がもう一人います。(以下B君)
彼は学校でもよく泣いたり、何かイヤなことがあると人のせいにするところがあるらしく、息子も一対一ではあまり遊びませんが、前述のA君が一緒なら遊びます。
ところが、先週の土曜日3人で長いこと外遊びをしていた際ちょっとトラブルが発生しました。
私は
「どんなに浅くても川が流れているところには友達だけで行くな」
と言い聞かせています。溺れる事故をよく聞くので…
ところがB君が強引に小川のそばにいきたいと誘い、息子が断ると急に怒りだしたB君。
仕方なくついていくと、B君は小川にちょっと入ろうと言い出したので
「それは無理」
と断ってもめるうちにB君は誤って小川にドボン…
B君は息子に押されたと怒って物に八つ当たりをはじめ、結局怒り泣きをしながら帰ってしまったとのこと。
息子いわく、
「彼は学校でもよく怒っているけど、そうなると周りはほっておくしかないんだよ。時間が経って本人が落ち着くのを待つしかない」
…って君!そんな他人事のように話してるけど、ちょっと前のあなたもそうでしたけど!?
彼を見ていて、同じような自分がカッコ悪いと気がついたのもあって、ちょっとしたことでは怒らなくなったのかなと思います。
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まとめ
我が家の場合、あまり親のサポートが功を奏していませんでしたが、こういう時は同学年の友達やお手本となるような対応を取れる年上の子、教員などの周りの人の力がとても頼りになると思います。
周囲の環境は運によるところもありますが、とにかくいろんなお友達と関わることはとても大事。
友達のいいところはどんどん吸収し、逆に悪いところは反面教師にして成長してほしいと思います。