中学受験が当たり前な環境下
先週、夫の実家に帰省して、義弟一家と食事をしました。
義弟一家は高校、中学、小学生のお子さんを持つ5人家族で、お子さんは地元の公立に通っています。
うちの息子が5年生なので、
「東京は、やっぱりみんな中学受験するの?」
と聞かれました。
うちの小学校は、小さい方で学年で70名程度しかいませんが、5年生になると恐らく3割くらいは塾に通い出します。
隣の大きな小学校は塾に行かない子の方が珍しく、塾に行かない子は放課後遊ぶ友達がいないそうです。
「放課後は塾で会おう」よいう感じなんでしょうか(^^;
我が家は中学受験は考えていません。
理由は
・本人が希望していない
・親としても支えられる自信が全くない
の2点です。
塾に行くと、夜ご飯をお弁当箱に詰めて塾で食べ、帰宅が夜10時頃になるようですが
そういう生活にとても息子が耐えられないと思います。そして自分自身も、小学2年と1歳児の面倒を見ながらその生活を支えてあげるほど余力がありません。
数か月間だけお子さんを進学塾に通わせたママ友がいますが
「みんなでハチマキして『えいえいおー!』っていう雰囲気に子どもが耐えられなかったのと、何より自分がお弁当作りとかで毎日大変だった」
と話していました。
また、中学受験の試験監督としていた知人が、
「試験中に問題を解きながら自分の髪の毛を抜いてしまう子がいて、床に髪の毛がたくさん落ちていた」
と話しており、やはり子どもにも相当なプレッシャー、ストレスがかかるのだなと思い怖くなりました…。
「受かっても受からなくても、とりあえず受験」というスタンスのご家庭もいらっしゃいました。中学進学を前に、親としては小学校の総復習をしっかりさせたいですもんね。でもやっぱり試験が近づくと親子でピリピリしてしまって大変そうでした。
もちろん、本人が行きたい中学があって挑戦したいのなら、結果的に合格できなくてもそれは1つの経験として今後にも活かされるので是非とも応援してあげたい。
しかし特に本人の希望がないのなら、親子で相当大変な時間を過ごすだろうなというのが私の感想です。
周りに塾通いが増えてくると、
「うちも塾?」
と考えましたが、義弟一家と話をしていて中学受験に関しては特に東京が特殊な環境下であることを再認識させられました。
家でコロコロをずっと読んでいる息子を見てかなり心配になりますが、何事も本人のやる気が全てですからね…