言葉にして成長を共有する
扱いにくくなってきた5年生の息子への接し方を変えて20日ほど経ち、本人の様子に少しずつ変化が出てきました。
継続してみたこと
先日書いた通り、
- ハードルを思い切りさげる
- ちょっとしたことを見逃さずほめる
を意識的に継続してみました。
そして週末は、上記の他に以下3つのアプローチも試みました。
- ソファに座って「謎解き」にチャレンジ
- 一緒に植物を種から育ててみる
- 妹なしの、本人とだけの時間を作る
1について
通信講座の付録についている「謎解き」を一緒にやってみました。
息子もなぞなぞみたいなものにあまり興味がないので、普段はこういう謎解きを一緒にすることはありません。
一方的に一人でやらせたら嫌がるだろうなと思い、今回はソファに座りながら遊びの感覚で一緒に取り組んでみたら、息子も嫌がることなく最後まで一緒に取り組んでくれました。
取り組み方、取り組む場所に変化をつけたのが良かったのだと思います。
2について
ホームセンターに買い物に行った際、娘が「花を育てたい」と言い出したので、娘が選んだ花を種から育てることにしました。
面倒くさがりの息子は興味ない思ったのですが、ちょうどプランターも2つあったので一緒に育ててみるかと誘ったところノリノリでOKの返事。とりあえず誘ってみるもんですね。
学年が上がるにつれ、子どもと何か一緒に体験する機会は減っていきますが、植物は手軽に始められて長期的に楽しめるので、子どもとのちょっとした接点をつくり出すのにもいい材料だと思います。
毎朝子ども達が水やりをしながら、お互いのプランターを見比べ、どっちが先に花を咲かせるか競っている様子が微笑ましいです。
3について
妹は口が達者です。だから息子が話そうと思ったことを妹が話してしまうこともあります。そこで、本人のペースで話ができるよう、妹が習い事に行っている時間などを利用してたとえ3分でも息子とだけの時間を作り、話を聞いたりするようにしました。
現れた効果
自宅で勉強している時に、難しくて解けない問題にあたると怒り出してしまった息子。
でもその頻度と怒っている時間が確実に減ってきました。
ゼロになったわけではありません。
でも注意深く観察していると、いい方向に向かっている。
だからそのちょっとした変化を見逃さず、しっかりとそれを本人に伝えます。
「最後まで集中できたね」
「考えはいいけど、今回はこうではなくてこう考えた方が良かったかな」
と、少しでも褒めるところがあれば言葉にして伝えました。
今まで子どもが何かいいことをした時に自分がニコニコ顔でいれば「あ、お母さんも嬉しかったんだ」と子どもは思うだろうと思っていたのですが、大人でも良かったことはハッキリ言葉にしていた方がしっかり伝わるし嬉しいですよね。
子どももまだ自分の小さな成長をなかなか客観視することができません。
具体的に何が良かったのかを言語化してあげることで、子どもも自分の小さな成長を認識することができます。
最終的なゴールは怒りを一人でコントロールできることですが、積極的にいい言葉がけを増やし「自分で克服できた」という達成感と自己肯定感も一緒に育めたらいいなと思います。欲張り過ぎかな…(^^;