まずは6秒間から~アンガーマネージメント~
昨日小学4年の息子がまた少し怒ってました。
前回の記事はこちらから↓
怒りの原因
宿題を終え、ゲームをしていたのですが、気がついたら習い事のサッカーの時間。
「あ、時間だよー」
と教えたら本人が思っていたより時間が過ぎていたことに焦り、
「何でもっと早く教えてくれないのー」
と怒りながら準備開始。
その後も、怒りながらサッカーのユニフォームに着替えるのですが、怒りながらだからうまく着替えられないことにまた怒っていました。
そして、サッカー後に食べる飴を自分の棚から探していたのですが、これまた怒ってるからうまく探せず…。
私は終始何も言わず、普通にして送り出しました。
終始何も手助けしなかった理由
終始何もしなかったわけ怒ってる最中、私が「やめなさい」と注意すれば、簡単に彼の行動は止まります。
もちろん、あくまで一時停止的な状況であり、彼の怒りの感情そのものはそのまま。
行動は止まるけど、私から注意を受けたことで恐らくもっと怒りの感情が増幅されます。
だから、私が注意すること自体に意味がないのです。
もう一つは、周囲の人の助けがないと怒りをコントロールできない状況も改善してほしいという狙いで、今回私は何も言いませんでした。
(時間があれば、この時声掛けして手助けするのも良かったかと思います)
親も前向きに
こういう行動を見ると、こちらもイライラしがちで、本人の気持ちが落ち着いた後の話し合いもお説教じみてしまいます。
こういう時は、
「怒りながらだけど、とりあえず、準備してサッカーに行けたじゃない」
「サッカーで気持ちを切り替えられたじゃない」
と、いいところや本人なりに努力したことを認めた上で、その後の話し合いを進めれば、ずいぶん話し合いのトーンを変わります。
その後の対応
サッカー帰宅後は、ご機嫌でした。
アンガーマネージメントでは、本人が落ち着いてから、気持ちの整理を一緒にするので、寝る前に、先ほど彼が怒りながら飴を探す際に散らした部屋を一緒に片付けながら、軽く「6秒ルール」(下記参照)について話をしました。
今後
アンガーマネージメントでは、怒りが爆発した時の応急処置を知り、実行することが大切です。
メジャーなやり方の一つが、怒りが爆発してから6秒間待つことです。
怒りのホルモン、アドレナリン分泌のピークがこの6秒間らしいのです。
まずは、この6秒を深呼吸などしてやり過ごすことが第一歩なのですが、
カッと怒った時に、この6秒のことを思い出して実践できるのかどうか。
結構子どもには難しいことだと思うのですが、一緒に練習していけたらと思います。