日本で働く中国人店員さん
季節外れの寒さで風邪を引いてしまいました。
でも家に授乳中に飲める風邪薬がないので、いつも行っている薬局へ。
店内には、いつもそこで働いている中国人の薬剤師さんがいたので、どれが飲めるか聞いてみました。
手際よくいくつか紹介してくれ、合わせて飲むと回復が早いと言われる栄養ドリンクも勧めてくれました。
彼女は、中国人独特のなまりがあるので話せばすぐ日本人ではないとわかります。
でもすごく親しみやすくて、いつも色んなお客さんに笑顔で話しかけ気遣ってくれるので、私はすごく好感を持っています。
言葉のアクセントにはまだなまりがあるけど、彼女の働きぶりを見ていると、大切なのは意欲やお客さんを想う気持ちだなと改めて感じさせてくれます。
今回買った葛根湯と栄養ドリンク。おかげで2日連続の保護者会も乗り切れました(^^)
「中国人店員さん」と言えば、もう一つ思い出があります。
もう10年くらい前の話です。
遠い親戚の法事がある当日の朝、あると思っていた場所に数珠がなくてすごく焦りました。
まだ朝早いので店で買うこともできず、たまたま数珠に似たネックレスを持っていたのでとりあえずそれでごまかそうかと思い、ネックレスを持って出かけました。
でも今の時代、コンビニで結構いろんなものが手に入るし、試しにコンビニに寄ってみました。
時間がないので、そばにいた店員に
「数珠ありますか」
と単刀直入に聞くと、中国人の店員で、しばらく考えた後
と案内された場所が飲料売り場。
しばらく状況が理解できなかったんですが、まさかこの人
と勘違いした!?
もう電車の時間も迫っていて、この切羽詰まっている状況の中で、こんな勘違いされるとは!
でもコンビニで「数珠ありますか」なんて今まで聞かれたことなかったんでしょうね(^^;
吹き出しそうなのを必死にこらえて店を出て、その日の法事はネックレスを手に握りしめてごまかしました。
あまりにも強烈な出来事だったので多分一生この話は忘れませんw
「中国人」と聞くとネガティブなイメージを持つ人もいると思います。
いや、中国人に限らず外国人労働者に対して良く思わない方もいると思いますが、今後日本で外国人労働者が増えていくのは必至。ホテルのフロントにも外国人スタッフが増えてきましたね。
働く方も、客としてサービスを受ける側も、お互い「外国人だから」と偏見を持たずに気持ちよくやり取りができたらいいなと思います。