消費者に選択権を
またいらないゴミが増えた。
買った時についてきてしまうおまけ商品。
正直こういうおまけ商品で長く使っているものはない。
デザインがそもそも気に食わなかったり、品質が悪くすぐ壊れてしまうものも多い。
物を減らしたいと、購入時に吟味しているのに、いらないものが勝手についてきてしまうとすごく残念な気持ちになる。
私はいらないと判断したものは、いずれ捨てるので「もったいないから」と取っておかないですぐ処分するのだが、なんとなくゴミを増やしてしまったことへの罪悪感が残る。
もう「タダで物をあげれば消費者が喜ぶ」という時代は終わったんじゃないだろうか。
私が愛用している通販会社は、商品の購入時にノベルティ商品を受け取るか受け取らないかの選択ができるようになっている。
そこの通販会社のノベルティ商品はすごく考えられているものが多いので、基本的に頂いているのだが、いらないものはポチっとチェックを入れれば送られてこない。
だから「捨てる」行為への罪悪感もなく、むしろ無駄なものを受け取らないことの選択権を与えられたことで満足できる。
私が末っ子を昨年出産した際、産院から退院祝いでプレゼントを用意してくれた。数種類のプレゼントから選べるもので、おむつやおくるみ、写真立てなどだった。
私は3回その病院で出産したので、3個のプレゼントを選ぶことができた。すべて消耗品である「おむつ」にしようとしたがそれは拒否され、何か一つ形に残るものをと言われてしまった。
でも写真立てもおくるみも私はいらない。
そんな時、カタログの隅っこにそこの産院で受講できる「ベビーマッサージ」や「アフターヨガ」のチケットがあった。
普通に受講すれば1回800円ほど。
これはなかなかいいプレゼント!かさばるいらないものをもらうより、チケットだったら持って帰るのも簡単だし、結果的にそのクラスを受講しなかったとしてもただの紙ごみになるだけ。
まだそのチケットは使っていないけど、近いうちに受講して親子でリフレッシュしたり、同世代の人たちと交流できる時間を楽しみたい。私にとっては、不要なものよりも「体験できる時間」の方がよっぽど価値がある。
「ただでもらえる」から消費者は喜ぶだろうという考え、あげる側はちょっと考えてほしい。
***おまけ***
昨日旦那さんの送別会で頂いたお菓子。
開けてみたら、キャラメルが8つ。
しかも一つ一つ番号が付いていて、味が違う。
口の中に入れると、普通のキャラメルよりもずっと柔らかくてなめらかで。
小さいペンケースぐらいの入れ物もかわいくて、持って帰るのも楽。ちょっとしたギフトにおススメです(^^*